概要
5月21日(日)9:00〜12:00
手ぶらで無料保育事業 in柏井保育園
参加者(子ども)
6歳…0名/5歳…1名 /4歳…1名/3歳…3名 /2歳…7名/1歳…4名/0歳…2名
スタッフ
保育士10名、一般ボランティア4人
保育のルール
【付け加えたいルール】
参加している保育士が心地よく保育ができる為に、付け加えたいルールについて話し合いました。
◎好きな色の服を着ていく(テンションが上がる服装)
◎得意な月齢、得意な事を名札に記入
★アイスブレイクはファッションショー
【先生の呼び名はどんなルールにする?】
▶︎自分の呼ばれたい呼び名で
年齢もバラバラであり、初めましての先生も沢山いる中、年上の先生にちゃん呼びしていいのか…と
感じることもある。とお話がでました。読んでほしい呼び名にお互い名札に記入することで、
呼びやすくなる、声をかけやすくなる。
初めましての先生同士でもコミュニケーションしやすくなるのでは。
子どもたちは普段お家で呼ばれているあだ名呼びが慣れしたしんでいて安心安全につながるのでは。
【トイレに行く時の誘い方のルールは何にする?】
▶︎おむつ替えを楽しく!素敵空間に!
楽しい音楽で、子どもたちも、保育士も楽しくおむつ替え!
アップテンポの音楽に合わせておむつ替えや、お着替え。
『ミュージックスタート♪』で音楽を流して先生たちがなりきる事が大切!
※乳児さんが多くいます。個別でタオルをしいておむつ替えを。個人の尊厳を守りましょう。
トイレに一度もいってないを防ぐ為に、
10:30/12:30には一度ずつトイレに行ける様、気にかけていく。
トイレにいったら、でてるでてない関係なく、シールをこどもたちが貼る。
トイレに行く事が嫌な気持ちにならないことを大切に。
(名札にシールをはることで見える化)
【お昼ご飯を食べる時のルールは何にする?】
▶︎お弁当美味しいな。
メニュー:おにぎり/唐揚げ/ブロッコリー
自分でお弁当を詰める所からやってみよう。
各自レジャーシートを引き、好きな空間で。自分で選ぶ、食べたい分を大切に。
離乳食の場合は、米スティック、野菜を食べる。
【保育のテーマ】
▶︎音に合わせて自由になって
外遊びをメインに過ごす中で、私たち保育者も子どもたちも楽しくプラス1を考えました。それぞれが好きな楽器(リコーダー、タンバリン、鈴なで)をもって
音に合わせて、自由に遊ぶ。今月は1〜2歳が多いのもあり、音に合わせて楽しく!!身体を動かして遊びます。2チームに分かれて、メインの遊びを出し合いました。
◎泥んこ遊び
本気泥んこ遊びをしよう!
【持ち物】
スコップ(ゆいさん)/おままごとセット(西桐)
◎シャボン玉で遊ぼう
色々な大きさのシャボン玉を作ってみよう!シャボン玉が出てくるのに合わせて、楽器で音をつけてみる。
【持ち物】
シャボン玉液、ストロー(みき先生)/ハリガネハンガー(西桐)/うちわ(清水先生)
◎0歳児
0歳児の子どもたちも一緒に。を味わえる様に、ブルーシートを敷き、外で一緒に過ごす
(天候や、体調によっては、保育室で過ごす)
【持ち物】
ブルーシート(西桐)/手作り楽器(ゆい先生)
※玄関ですぐに着替えが出来る様に、バスタオル、着替え用意する。
今月は外で過ごすので、1階にオムツ、お着替えスペースを設置
保育の内容
8:45〜9:00:順次受け入れ
9:000:自由遊び ※それぞれのタイミングで排泄声かけ
10:30:食事の準備(お手伝いしたい子は一緒に)
そうではない子は、自由遊び
11:05:お昼ご飯
11:30:順次食事終了。自由遊び
12:00:順次お迎え
【考察・反省点】
涙する姿もありましたが、保育士スタッフが一人ひとりにしっかり寄り添う事で安心して遊びこむことが出来ました。
先月から始めた、保育が始まる前にアイスブレイクの時間を設けました。保育を全力で楽しむ!そして、無料保育にきてくれるほとんどの先生が、普段の保育の中で、疑問を持ち、葛藤する経験をしてきた先生たちです。固定概念から抜け出したいのに、抜けだすにはどいしたらいいんだろう。と悩んでいます。だからこそ、全力で楽しむ!雰囲気作りを大切にしたいです。
今月は三重から、園長先生が参加してくれていました。参加した先生たちから、寄せられた多くの言葉は、『こんなに保育士を思ってくれる園長先生がいる事が、嬉しかった。一緒に保育できて嬉しかったです』そんなメッセージが沢山きました。
保育はとっても素敵な仕事です。だからこそ無料保育に関わってもらう事で、保育が楽しい!と心から感じて欲しいですし、自分自身の当たり前を見つめ直す一つのきっかけになったらと思います。
今月は外での活動でした。それぞれが自分のためにしっかり遊ぶ時間の確保。やってみたい事に、必ず挑戦できる様に年齢に合わせてサポートし、大切に先生たちが関わってくれます。
とても面白いなと思った事は、満足すると子どもたちが、『着替えたい、お部屋に入りたい』と
大人が誘導する事なく自然と子どもたちは部屋に戻り、まったり遊びだすこと。
初回の子どもたちもいる中、何回かきてくれてる子どもたちの後についたり、目や耳からはいる情報を頼りに、そして匂いを感じたり。それぞれの子どもたちが自分の感覚をたよりに、ご飯を準備するお部屋に集まってきます。
今月はお弁当箱に自分で詰めてみる。好きな場所で食べる事を大切に保育を行いました。
1〜2歳の子が多くいますしたが、トングにとても食いつき、自分でお弁当箱に上手に詰めていました。保護者の方から、『野菜を食べなくて悩んでいる』とお聞きしていた子どもたちも、星形の人参や、ブロッコリーもお弁当箱につめていました。子どもたちそれぞれお弁当箱を大切にもち、園庭にでて食べる子や、仲良く遊んだお友だちと、そして先生と、きょうだいで。キッカケは小さな事かもしれませんが、食事を楽しい!と感じながら食べることができたと思います。食事をすること。大人になっていく中で、好きな人と食事をしたり、お友達と食事をしたり、コミュニケーションを測る時、一緒に食事をする。だからこそ、食事は楽しい!美味しい!をちいさな子どもたちにとても大切にしてあげたいです。苦手な食べ物も、たべれたらもちろんいい、でもその前に食事は楽しいんだ。を大切にする事が、新しい食べ物、苦手な食べ物に挑戦してみようかなにつながると思います。
『初めての預かりで、ずっと泣きっぱなしかもしれません。すみません。』『過去に預けた時に、泣きっぱなしで罪悪感があって…。今日もそうかもしれません。すみません。』とお子さんと朝きてくれるママたちがいます。『すいません』この言葉はどうしてでるのかな。と毎回考えさせられます。
自分自身が心に余裕がなくて、どうしようもない時。ちょっと自分の時間を大切にしたい時
誰かが代わりに沢山向き合ってあげたらいい。
ちょっとリフレッシュした後、ママたちが我が子と向き合う時間が少しでもできたら、『明日も育児頑張ろう』ポジティブな気持ちになれたら。
保護者の方が迎えに来た時に、子どもたちが笑顔であること。帰りたくない、まだ遊びたいんだ!と逆に泣き出す子どもたち。それには、みなさんのお母さんの為に、子どもたちのために。そんな強い想いと、保育士の先生たちが子どもたち一人ひとりの気持ちを大切に、丁寧な関わりをして下さるからだと思います。
子どもたちを中心とし、これからも手ぶらで無料保育を沢山のお母さん、お父さんへ届けて行ける様、頑張ります。
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