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2025年4月20日無料保育活動報告

概要

【活動報告】

4月20日(日)9:00〜12:00)

手ぶらで無料保育事業

幅下幼稚園

参加者(子ども)

計21名

6歳…3名/5歳…2名 /4歳…2名/3歳…5名 /2歳…4名/1歳…5名/0歳…21名

保育士11名助産師1名(愛知県、大阪府、静岡県、岐阜から参加)

保育ルール

ミッション: 子供の気持ちを大切にすること

議題1:トイレに行く時の誘い方ルール

決定事項:

基本は無理強いしない。

「トイレ電車」 を導入する。定期的に駅員(保育者)が声かけし、電車ごっこのようにしてトイレへ誘う。

トイレを嫌がる子への対応は駅員が中心に行う。

議題2:お昼ご飯を食べる時のルール

グループ討議内容:

決定事項:

「駅弁・屋台」 スタイルを採用。園庭や室内に「駅(ご当地)」をイメージしたコーナーを設け、

そこで料理を受け取ったり、詰めたりできるようにする。

議題3:今回の保育テーマ

  • 今回のテーマは 「乗り物に乗って」 とする。
  • テーマに基づき、乗り物(主にダンボール電車)作りをメイン活動とする。

4. 環境設定

  • 基本方針:
    • 朝、子供たちに一人一つダンボールを渡し、それを自分の「乗り物」として自由に制作・装飾する。
  • 必要なもの:
    • 大量のダンボール: 様々な大きさのもの。各自で収集協力。ゆ
    • 制作材料:絵の具、クレヨン、マーカー、画用紙、色紙、紐、テープ類、のり、はさみ等。
    • ビニールシート(床養生用)、テーブルクロス。
    • 霧吹き
    • トンネル、テント、ボール
    • マスキングテープ等(雨天時の廊下線路用)
    • 場所別設定:
      • ホール(遊戯室/園庭):
        • メインの制作・活動エリア。
        • ダイナミックな絵の具遊び(手形、足形、霧吹きスプレーアート等)。
        • 乗り物の装飾、組み立て。
        • 机を設置し、制作コーナーとする(ビニール等で養生)。
        • 色水遊びも検討。
  • 保育室(2階):
    • 比較的静かな活動エリア。
    • 調理コーナー(テーブル2台程度)。
    • 赤ちゃん・ほっこりコーナー(入口から奥まった場所、トンネル、テント等)。
    • 机上での制作(クレヨン、マーカー、固形水彩絵の具)。
    • 絵本コーナー。
  • 雨天時:
    • 1階室内スペースで絵の具遊び等を実施。
    • 廊下を乗り物の走行スペースとし、テープ等で線路を作る。

5. 付け加えたいルール (スタッフ向け)

  • グループ討議内容:
    • (共通) スタッフも子供も、もっと 名前で呼び合う ことを大切にしたい。
    • (共通) 名前が見やすい工夫が必要(名札が背中だと見えにくい)。
    • 大人同士の自然な会話も子供に良い影響を与える。
    • フロア間の交流(乳児を下に連れて行くなど)。
  • 決定事項:
    • 名前の可視化:
      • 子供用:前面にも貼れる名前シール/名札を作成する(名札作成担当者へ依頼)。
      • スタッフ用: 白地のTシャツ (汚れても良いもの)を着用し、 背中等に大きく名前を書き合う 。
  • 担当・アクション:
    • 子供用名前シールの作成依頼。
    • スタッフ:当日、白(または汚れても良い)Tシャツを持参する

【活動内容】

 8:45 受け入れ開始

 9:00 自由遊び ※それぞれのタイミングで排泄声かけ

10:30 給食準備(そうではない子は、自由遊び)

10:35 順次お昼ご飯

11:30 順次食事終了。自由遊び

12:00 お迎え

【保護者の声】

今回もお世話になり、ありがとうございました。

他のお子さんと交わる事で学ぶことがたくさんあり、息子にとって毎回貴重な機会でした。

転居のため、今回が愛知では最後の利用になります。寂しい。。。子も親も寂しいです。。

が、新天地でも同様の出会いに期待し、次回はサポートさせて頂く方にも関われたらと個人的に考えています。育児は持ちつ持たれつ。お互い様の気持ちが大きくなればもっと育児しやすい、生きていきやすいと思います。KAWARUさんを通しての私の学習体験でした。

これからも応援しています。お世話になり本当にありがとうございました。

どうしても気持ちを伝えたかったので頑張って投稿させていただきました。

初めて利用させていただき、親なしの集団の場も初めてだったので少し心配していましたが、多くの保育士さんがとても暖かく迎えてくださり、迎えに行くと我が子の楽しそうに遊んでいる姿がありました。普段下の子に時間を取られがちですが、この3時間は上の子との2人っきりの時間を満喫することができ、親子でとても充実した時間になりました。

本当にありがとうございました。またぜひ利用させていただきたいです。

男兄弟3人、お世話になりました。

夫婦2人で、子供を3人見ているとゆっくりする時間がありません。

しかし、KAWARUさんを利用することで、夫婦2人ゆっくりすることができました。

また、男兄弟3人がKAWARUさんをサンダー保育園として、楽しく過ごし、次回を楽しみにしています。本当にありがとうございます。

当日のインスタストーリーに息子が楽しそうに遊んでいるのがupされていて、本当に嬉しく思いました。こんなに楽しそうに走ってるんだ〜と私まで嬉しく思いました。

またたくさんの保育士さんがいらっしゃって、これ以上ないサービス、保育だと思います。

本当に全国のママさんに利用してもらいたいです。

本当に本当にありがとうございました感謝でいっぱいです

もう何度か利用させていただいています

夫婦の時間を作ったり、子供がいると出来ない掃除や準備などできて私たちのストレス発散もできていますし、子供も手ぶら保育に行くのが大好きです♪

先生方も信頼できるので色んな方にすすめています

いつも本当にありがとうございます

【考察・反省点】

報告会では、まず子どもたちの活動の様子が共有されました。

子どもたちは、特にルールに基づつ縛られることなく、絵の具遊びや水遊び、段ボール工作、料理、テント遊びなど、自らの興味関心に基づいて遊びを選び、没頭していました。

絵の具と水遊びが自然に混ざり合い「クリームソース」作りへと発展するなど、自由な環境が子どもたちの創造性を刺激している様子がうかがえました。

また、特定のお絵描きや工作に長時間集中する子の姿や、普段は年齢で分かれてしまう兄弟が同じ空間で過ごしたり、異年齢の子どもたちが互いの遊びに興味を示し自然に関わり合ったりする場面も見られました。子どもたちが生き生きと輝き、主体的に活動を楽しんでいる様子は、参加者にとって非常に印象的だったようです。

時には、ぶつかって泣いてしまうといったトラブルもありましたが、大人が寄り添い、

子どもの気持ちを丁寧に受け止めることで、

子どもは落ち着きを取り戻すことができていました。

次に、大人の関わり方とそこから得られた学びについて報告がありました。

園長先生や特定のスタッフが、自らも泥だらけになりながら子どもたちと全力で遊び込む姿は、子どもたちとの強い信頼関係の表れとして捉えられていました。

多くの大人が、子どもの主体性を尊重し、「ダメ」といった否定的な言葉を避け、

環境設定やさりげない声かけによって遊びをサポートしようと試みていました。

特に、絵の具と水遊びのように異なる種類の活動が混在する場面では、それぞれの楽しみを妨げずに安全を確保するためのファシリテーションの難しさを実感し、試行錯誤した経験が語られました。

クッキングコーナーでは、複数スタッフが連携し、子どもたちのお好み焼き作りを

スムーズにサポートしました。前回参加した子が手順を覚えていたというエピソードからは、継続的な参加が子どもの学びにつながっていることが示唆されました。

また、子どもが料理に意欲を持てるような具体的な手順の説明など、声かけの工夫についても共有されました。活動後の片付けなどにおいても、参加者が互いに協力し、

臨機応変に対応するチームワークが見られました。

さらに、園長先生からは、今回保護者の立場で参加したことで、普段の保育の責任感から解放され、リラックスした視点と感謝の気持ちを持つことができたという貴重な体験談も語られました。

保護者との関わりやプログラムの意義についても、心温まるエピソードが紹介されました。普段は家庭や園で年齢別に過ごすことが多い兄弟が、この活動では同じ空間で一緒に過ごせる貴重な機会となっていることへの感謝の言葉が保護者から寄せられました。

また、長期間にわたり利用している保護者や、引っ越しを控えた保護者からは、

これまでの活動全体や、かつてスタッフがお子さんと電車を3時間一緒に眺めたといった個別の丁寧な対応に対する深い感謝の気持ちが伝えられました。

この活動が、保護者にとって心身のリフレッシュの場としても機能していることが確認されました。

一方で、活動を通じていくつかの課題と改善点も明らかになりました。クッキングコーナーにおいては、床の汚れを防ぐためのシートの導入や、活動中に不足しがちだったお椀や箸などの食器を十分に準備する必要性が指摘されました。また、段ボール列車のように全体で楽しむ活動をどのタイミングで実施するか、

調整の難しさも課題として挙げられました。

今回の活動報告会では、自由な遊びを保障する環境が、子どもの主体性や満足度を高めるだけでなく、

保護者の精神的な支えにもなっていることが改めて確認されました。同時に、環境設定や活動全体の調整に関する具体的な課題も共有され、今後の改善に向けた建設的な意見交換が行われました。参加者間の協力体制と、保護者からの貴重なフィードバックを活かし、今後もより良い活動を目指していくことの重要性が、参加者全員で再認識される場となりました。

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