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活動報告

2025年6月21日無料保育活動報告

概要

【活動報告書】

2025年6月21日(土)9:00〜12:00 計20名

6歳…0名 / 5歳…3名 / 4歳…1名 / 3歳…5名 / 2歳…5名 / 1歳…4名 / 0歳…3名

保育士17名、(KAWARU・神屋保育園)

実施の目的と背景

本保育は、「合同保育」という形で、異なる園に通う子どもたちや保育者が一緒に過ごす特別な機会として計画されました。園の枠を越えて関わることで、子どもたちの社会性や主体性を育むとともに、保育者にとっても他園の実践から学び合う機会とすることを目的としています。

主な検討事項と決定内容(要約)

① 当日のテーマ

『自然と関わる』

子どもも大人も、環境や人との関わりを通して「つながり」を体験する保育を目指します。

園の違いを超えて自然に関わり合える雰囲気を意図的につくります。

② トイレ対応の方針(泥んこ遊びなどに伴い)

– 活動前後の声かけを意識

– 子どもの自立と甘えの両方に応える関わり

– 失敗を責めず、安心できる雰囲気づくりを共通方針とする

③ 食事の進め方

– 「完食」を前提にせず、子どもの食べたい量・順番・場所を尊重

– 他園の子と一緒に食べたいという希望があれば、保育者が付き添い可能

– お昼寝時間との重なりを配慮し、静かな空間での食事も検討

④ 遊びの環境構成(室内外)

– 園庭:水遊び道具・ポップアップテント等を活用し、着替え・動線に配慮

– ホール:吊るし遊びや紙粘土づくり、感触素材などの素材あそびを展開

– 保育室:乳児用の安心スペースやおむつ替え場所を確保

⑤ 安心して参加できるチームづくり

– 名札着用・声かけの工夫で初参加者も安心

– 保育者同士の遠慮を減らし、連携しやすい雰囲気づくり

– 保護者へのエピソード共有を重視

⑥ アイスブレイクの導入

朝の「しっぽとり」遊びを全員で実施し、子どもと先生の緊張をほぐすきっかけに。

⑦ スケジュール(概要)

時間帯・内容

7:00〜先生集合・環境設定(園庭・ホール・保育室)

8:15〜全体ミーティング・しっぽとり

8:45〜順次登園・自由遊び開始

9:00〜主活動(自由選択)

10:45〜昼食(個々のタイミング)・お昼寝対応

12:00〜順次降園・保護者へのエピソード共有

※子どもの主体性を大切にした「流動的な保育」を基本とし、一斉活動は行わない。

以上の内容をもとに、子どもたちの自主性と安心感を両立させた合同保育の実現を目指し、運営を行いました。ご協力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。

【保護者の声】

初めて利用しました。

0歳と2歳の子を預けさせていただきましたが、

手ぶらで行けることが本当に助かります。

上の子は初めての場所や人が苦手なため少し心配していましたが、先生方に優しく声をかけていただいて、すんんなりバイバイできて親も安心して預けられました。

お昼ご飯まで食べさせていただけるので、帰宅後バタバタすることもなく、本当に有難いです!!

久しぶりに夫婦でゆったりした時間を過ごすことができました。ありがとうございます!

ぜひまた利用したいと思います!

夫の育休が終わり、夫婦共にヘトヘトになっていたので本当に助かりました

初めての利用だったので心配もあったのですが、疑問点はLINEですぐ返信がいただけて安心して当日を迎えられました

保育中にご飯もしっかり食べさせていただき、たくさん活動させてもらった様子で帰宅後もスムーズに昼寝してくれて3時間だけでなく1日助かりました

市の一時保育も利用していますが、荷物の準備・運搬・片付けにエネルギーがいるので手ぶら保育だと一時保育へ行く前・行った後もこんなに穏やかに過ごせるんだなと思いました

またぜひ利用させていただきたいです

とても楽しませてもらったみたいで、また行きたいと言っていました!

特にこの土日は日曜も私の用事で2日とも夫が子供達の面倒をみる予定だったのでとても助かりましたまた是非お願いしたいです

以前紙屋保育園さんで開催した際に仲良くなったお友達に娘は会えた!と喜んでいました。半年以上も前なのに名前を憶えておりびっくりしました。こういった取り組みをしている園があるというのはとても嬉しいです。園探しをしているママ友へ紹介したいなと思いました。

【考察】

1. 子どもたちは「園の垣根」を意識しない

今回の合同保育では、異なる園に所属する子どもたちが自然に関わり合い、遊びや行動をともにする姿が多く見られた。特に印象的だったのは、ある子どもの行動が他の子の遊びの「きっかけ」となり、連鎖的に遊びが広がっていった場面である。これは、子どもたちが所属の違いにとらわれず、純粋な「面白そう」「やってみたい」の気持ちで動いていることの表れであり、大人側の環境設定や関わり方次第で、その主体性は大きく花開くことが確認された。

2. 「やりたい」と「やりたくない」の間にある揺れを尊重する

水や泥に対して「苦手」な気持ちをもっている子どもたちも、何度も挑戦しに戻ってくる姿があった。このような「行きたいけど迷ってる」「やってみたいけど怖い」といった心の揺れを大人が見逃さず、寄り添って関われる環境が整っていたことが、子どもたちの挑戦を支える土台となっていた。

3. 「制限をはずす」ことで子どもが本来持つ力が現れる

「折り紙は何枚使ってもいい」と伝えた時の子どもの表情や、遊びへの没頭ぶりは印象的だった。普段の保育では「○枚まで」「使いすぎないで」といった制限がかかる場面も多いが、この日は大人が制限を設けなかったことで、子どもたちが自由に選択し、創造性を発揮する姿が随所に見られた。

4. 「子どもを通して」大人同士がつながっていく

今回は複数の保育者が関わる中で、「どうしたらいいか分からない」場面があっても、子どもの関わりを通して先生同士が自然に声をかけ合うようになった。前回よりも連携がスムーズだったという声が多く、大人同士の関係性構築にも、子どもの存在が橋渡しになっていたことがわかる。

また、過去に“安全意識が高く、慎重な対応をしていた保育者”も、「見守る力」を育てる場としてこの合同保育を受けとめている様子があった。

5. 赤ちゃんたちの存在が、保育全体の“やさしさ”を引き出した

0歳児の参加により、保育者たちはより丁寧で穏やかな関わりを心がける姿勢が強まった。「泣いていた子が、ある先生の腕の中ですっと泣きやんだ」というエピソードは、“安心できる存在”がそばにいることの大切さを改めて感じさせた。

6. 大人の遠慮がほぐれることで、真の“合同保育”が生まれる

「先輩保育士だから…」「他園の先生だから…」という“見えない遠慮”が、子どもたちの無邪気な関わりによって自然とほぐれていった。ある子が上の先生に水をかけに行った場面では、それをきっかけに先生同士の関係性も一歩近づき、「今日の方が連携しやすかった」という声につながっている。これは、子どもの姿を信じることが、大人の壁を溶かす鍵になることを示唆している。

・総括

合同保育は、園の違いや立場の違いを越え、「共に育ち合う」場であると改めて実感した1日となった。子どもたちはその瞬間瞬間を全力で生き、大人たちの心を動かしてくれる。私たち大人がどう在るかで、保育の風景は大きく変わる——それを再認識できた実践であった。

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