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活動報告

2023年12月17日無料保育活動報告

概要

12月17日(日)9:00〜12:00
手ぶらで無料保育事業in柏井保育園

参加者(子ども)
0歳2人、1歳8人、2歳6人、3歳2人、4歳2人5歳1人、6歳1人

スタッフ
保育士7名、助産師2人、一般ボランティア1名

保育のルール

保育士のみなさんとルールを創り保育を行いました。

①先生の呼び名はどんなルールにする?

▶︎子どもたちにとって呼びやすい呼び名を考える
1日限りだけど、子どもたちに名前を覚えてもらおう!どんな呼び名だったら呼びやすいかそれぞれ考えてみる(例えば、『か』や『マ』などは乳児も言いやすい発音だよね)

※子どもたちはお家で呼ばれている親しみのある呼び名で呼ぶ事で安心して過ごせるのではという案がでました。

②トイレに行く時の誘い方のルールは何にする?
▶︎心地よい排泄を

・幼児:初めての場所で1人でトイレが怖い子もいるかも
『一緒にいこうか』と声を掛け合いみんなでいく。トイレまでの道のりをイルミネーションロードにして怖い気持ちを減らす

・乳児:おむつ替えをする際に『オムツパンパン?どう?』と必ずきこう
自分で確認出来る子には保育士が触って確認するのではなく、子ども自身で触って確認してもらう。当たり前のことだけど、大切なことだから、バタバタしていてもルールとすれば意識してやれるのではないか。

③お昼ご飯を食べる時のルールは何にする?
▶︎自分で選んで食べる
クレープ、おにぎり(クリスマスぽくデコレーションして食事)、バイキング形式にしてもりつけ。自分で選択することを大切に楽しく食事!幼児さんは買い出しから選ぶを体験してもらう。

④今回の保育のテーマ
▶︎ クリスマス会
今回は、室内遊び、食事の2チームに保育士が分かれて短い時間でも盛りだくさんの楽しい経験を大切に行う。室内遊びは、ツリーの飾り付け遊び、サンタ帽子作り、オーナメント作り食事は、買い出しから準備。子どもたちがやりたいことを選択しながら、クリスマスをワクワク

出来る環境、遊びを大切にしよう!

活動内容

8:45〜9:00 順次受け入れ
9:00 自由遊び ※それぞれのタイミングで排泄声かけ
10:30 食事の準備 お手伝いしたい子は一緒に、そうではない子は、自由遊び
11:05 お昼ご飯
11:30 順次食事終了。自由遊び
12:00 順次お迎え

活動内容

【考察、反省点】 

涙する姿もありましたが、保育士スタッフが一人ひとりにしっかり寄り添う事で安心して遊びこむことが出来た。

今回は初めて0歳児の参加がありました。7ヶ月の赤ちゃんをみつけると、女の子たちが集まり、自然とお世話をし始めます。絵本を読んであげる姿がありました。縦割りの良さだなと改めて感じました。0〜6歳のお友達がみんな同じ部屋で遊びますが、赤ちゃんスペースを確保して

あげる事で、安全に過ごす事が出来ました。ゆったりしたくなると赤ちゃんスペースに訪れ、休まるとまた元気に遊びにいく姿がありました。赤ちゃんスペースは助産師が担当しており温かい安心できる場所であったのだと思いました。

保育士スタッフのみなさんに今回、『保育って何ですか?』と質問を投げかけさせてもらいました。現場で質問をすると実はほとんどの先生が答えに困ってしまう質問です。

無料保育を通して、一度みなさんの『保育ってなんだろう』を考えてほしいです。とお伝えしていました。

保育士の先生たちからはこんな言葉が返ってきました。

・子どもの心身の成長を、その子に合わせて一緒に歩んでいくこと。

・子どもたちにとって居心地が良く、明日も行きたいと思えるようなところでありたい。子どもたちが主体的にできるような保育がしたい。

・今模索中ですが、関わってくれている人が楽しめる空間でありたいなと思います。

子どもを大切にするのはもちろんだけど、自分が大切にできない人は人を大切に出来るのかなって思うので、引き続き探していきたいです。

・子どもの可能性を伸ばすこと

『やりたい保育ができていない』と悩む先生、私が思う保育がしたい!そう感じている先生たちが無料保育に参加することで、答えや、やりがいに繋がっていける場所でありたいです。

今日は長男との時間を作りたくて、お願いしました。とパパママと手を繋いでいる子どもの顔が

とても嬉しそうで印象的でした。その間、第三者の私たちが下の子に沢山の愛情を注いであげたらいい。子育てはみんなでするものだと改めて強く思いました。

初めてお母さんと離れる子どもたちも多くおり、預けにくる時は、不安そうなママも、お迎えにきて楽しそうに過ごす我が子の姿を見て、笑顔になるママ。ママと子どもの気持ちは繋がっています。ママが自分の時間をつくって心が少しでも軽やかになってほしい。そこには子どもたちの笑顔が繋がっています。

『私がいないとこの子だめなんです』そんな不安が少しでも和らいでくれたのではないのかなと思います。

無料保育も認知が広がってきてお断りするご家族もでてきました。

必要とするママへ保育が届けられる様、更に頑張っていきます!!

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